リップメイクでありがちな失敗例
人が初対面で誰かを見かけたとき、最初に印象を決めるのは目元であるとされています。
目元には喜びや怒り、悲しみ、猜疑心など多くの感情が表れる場所であることから、必然的に注目を集めることになるのですが、それとは別についつい人の目が惹きつけられるパーツとなっているのが唇です。
イギリスで行われた実験によると、男性が初対面の女性と対面したときの視線の動きを調査したところ、唇にかなり注目をしている事がわかりました。
その上で、どのようなリップメイクをしているかどうかについてもかなり厳しくチェックをされる、ということが分かっています。
女性同士であっても相手のメイクのうまい・ヘタを見る時にはかなりリップメイクを参考にしますので、完成度はかなり対面的に重要であるということが分かるでしょう。
まずリップメイクでよくある失敗例としては、「色が全く自分にあっていなかった」「ファンデーションと口紅のバランスが悪かった」というようなことが挙げられます。
リップメイクは上手にやろうとするとき、どうしてもテカテカのグロスを盛った感じにしてしまいがちですが、これは全体のバランスを考えずにやってしまうと大きな失敗になってしまうのです。
特に年齢がある程度高くなってくると、盛りすぎリップは明らかに違和感を感じるレベルになってしまいますので、年齢とともに上手にリップメイクを作り直していく必要があります。
リップメイクの失敗の多くは、色選びの間違いによって起こります。
唇の色というのは単体でのイメージだけでは選ぶのは難しく、その人の肌質やイメージカラーと合わせて選んでいかないと、違和感なく馴染ませることができません。
リップメイクは落ちてしまうことが前提
リップメイクをする時にまずしっかり踏まえておきたいのが、リップメイクは必ず落ちてしまうということです。
人の顔のパーツの中でも最も多く動くのが口まわりですので、いくら気合を入れてメイクをしても必ず数時間後には落ちてしまうことになります。
ただ一般的な傾向としては、気合を入れてグロスや下地を付けすぎてしまった場合にこそ落ちやすくなってしまう傾向があるようです。
リップメイクを少しでも長持ちさせるためには、リップライナーを使用する時には唇のふちの部分のみでなく、全体をしっかり塗りつぶすようにするとかなり持ちが違います。
そもそもとして落ちやすいのがリップメイクなので、一発勝負ではなく、崩れたら直すを繰り返すことを前提にしたメイクづくりをするのが一番です。
また、リップメイクをする時に唇の下地が荒れていると、どうしてもノリが悪くなってしまいますから、リップ部分のスキンケアも丁寧に行ってください。