アートコレクターの絵画買取術

アート

絵画を集める楽しさ

美術作品の鑑賞するのはとても楽しいけれど、コレクションをする必要性はあるのだろうか。そう疑問に思う方は多いはず。
いうまでもなく、絵画が趣味の方はたくさんいます。また、美術館を利用すれば手軽に絵画を閲覧できることから、初心者でもはじめやすい趣味の1つです。しかし、絵画を集めるメリットはこれだけではありません。

今回は、アートコレクターがなぜ絵画を購入するのかについてご説明いたします。

アートコレクターが絵を買う3つの理由とは

写実に忠実な絵画作品から、まるで落書きのような絵画作品まで、さまざまな特徴をもつ絵画。なぜ絵画を集めようとするのか、そのポイントを3つご紹介します。

時代を知る

絵画は、現代を映す鏡といってよいでしょう。絵画に描かれた建築物をはじめ、空模様や服装、絵画全体の色彩からタイトルに至るまで、作者はさまざまな時代の影響を受けながら、作品を仕上げています。

作者の意図を読み取るということは、作者がどのような想いで作品と向き合い完成までに至ったのかを知ることに繋がります。そこから、どのような時代背景かイメージを膨らませられるのです。

新しい刺激をもたらしてくれる

絵画をみていると新しいアイディアが思い浮かぶという方もいるように、絵画は新しい閃きをサポートする刺激をもたらしくれます。大手ECサイトの元社長は、絵画をオフィスに飾ってから環境がガラリと変わったというほどです。

アートをコレクトする方は、常に新しい刺激を求める性質があり、今までにない発想を得るためにアートがもたらす新鮮な刺激を買い求めているといえます。

資産価値がある

絵画によっては資産価値の高く、高い値段で売却できる作品もあります。歴史的評価の高い絵画はもちろん、無名作家の描いた作品に高い評価が付与されると、5000~1万円ほどの安価な値段から100~1000万円などのように価値が上がることもあります。

純粋に絵画を趣味にしながら楽しむことも可能。加えて、資産価値が高くなると期待し考慮すると絵画作品を集めたいと思う方が存在するのも不思議ではありません。

高く売れる絵とは?

多くの場合、歴史的評価の高い作家が描いた作品は高額な値で取引されます。
代表的な作家は、藤井勉(ふじい つとむ)、棟方志功(むなかた しこう)パブロ・ピカソ、ジョン・エヴァレット・ミレーなどです。

もちろん評価の高い作家が描いた作品すべてに高い評価がつくわけではありません。
作家が生きている頃の評価より没後の作品は価値が下がってしまうこともあります。
時代により高く売れる作家や作品は変わるので、買取が強化されている作家は直接業者のサイトを確認してみてください。
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