身近なものを使ってできるコードスパゲティ対策
パソコンなどの電化製品が多くある家庭やオフィスにおいては、どうしても身の回りにたくさんのコードが出てしまいがちです。
コードがありこちに張り巡らされてしまっている状態を「スパゲティ」と言ったりしますが、そんなスパゲティ状態になっているエリアは見た目がよくないだけでなく、動いた時に引っかかったり躓いたりといった危険性が高くなってしまいます。
そこでおすすめになるのがコード対策で、家電製品取扱店やホームセンターに行くと、かなりの数の対策グッズが置かれているのを見かけます。
ですが、コードの数や電源の位置というのはその家庭やオフィスによって少しずつ異なっていますので、仮に高いお金を使って対策グッズを導入しても、上手にまとめることができるとは限りません。
上手くコードを収納できるかどうかは、実際にそこで家電製品類を使っている本人次第なので、ぜひとも自分たちなりの工夫をしてキレイな室内を維持してもらいたいところです。
コード対策は、意外に簡単な用具を使うことで済むこともあります。
収納上手な人になるほど、効果なグッズではなく手作り製品でキレイにまとめていたりするので、もしこれからスパゲティ対策をしたいと思うなら、まずは先人の智慧をちょっと覗いてみるのがおすすめです。
見えないところと見えるところでメリハリをつける
コードは確かに邪魔なものではありますが、それがないと家電製品を動かすことができない重要なものでもあります。
ですのでコードの処理をするときにポイントとなるのが、見える部分と見えない部分とのメリハリをつけるという事です。
具体的には、自分のデスクの上にコードがたくさんあるのは心理的に圧迫感がありますが、それが机の裏側でまとまってくれているのであれば、全く困ることはありません。
ですのでコード収納をするときには、まずそれぞれのコードの方向を踏まえた上でわかりやすい単位にまとめて、それを机の前から見えない角度に持っていくようにしましょう。
見える部分のコードの隠し方としては結束バンドでまとめたり、専用のチューブの中にいれたりといった事をまず目につきやすい所で行い、あとは死角となる裏側でそれぞれの方向へと行き先を変化させます。
コード隠しとまとめをするときに便利なグッズが「トイレットペーパーの芯」です。
捨てずに何本がとっておいたものの片側に切れ目を入れて、目に見えるコードをまとめてしまいます。
この時、茶色のダンボールが表にでているとちょっと見た目が良くありません。
お気に入りのマスキングテープを使って装飾をしたり、色を塗ったりといった工夫をすると見栄えも良くなるでしょう。