パーティーの演出を手作りできる
冷凍庫の付属品としてどこの家庭にもある製氷皿ですが、この用途は家庭で使用する氷を作るためだけではありません。
水を凍らせて氷を作る目的で使用をするのが一般的ですが、それ以外にも利用シーンは非常に幅広く用いられます。
まずちょっと変わった使い方としておすすめしたいのが、「エディブルフラワー」という氷柱花です。
氷柱花はさっぽろ雪まつりなどの寒冷地でのイベントでは定番となっていますが、小さなものであれば十分家庭で作ることができます。
なお「エディブルフラワー」というのは「Edible=食べられる」という意味の花のことで、食用できる花として分類されているものです。
花の中には毒素があって人が食べるのは非常に危険とされているものもありますが、「エディブルフラワー」として販売されているものであれば安心して口にすることができます。
エディブルフラワーは専門店やネット通販などで簡単に購入することができますので、購入したものを製氷機に入れてそのまま凍らせればOKです。
エディブルフラワーにも四季それぞれの旬の時期がありますので、時期に合わせて氷にいれれば、ちょっとしたおもてなしに幅広く使えることでしょう。
食べられるものを凍らせるということでは、フルーツ類もおすすめです。
もともとフルーツ類は凍結に強く冷凍保存ができやすいものが多いので、それらを製氷機に好きなように入れてジュースと一緒に凍らせれば、熱い日もサクサク食べられるおいしいおやつになります。
飲み物そのものを凍らせてしまいましょう
もう一つおすすめなのが飲み物そのものを凍らせてしまうという方法です。
コーヒーや紅茶などの飲み物をそのまま製氷機に入れて凍らせておくと、より長く冷気を保たせることができるアイスになります。
凍らせた飲み物をミルクでロックにして飲めば、時間とともに次第に氷が溶けていく新感覚な飲み物になるでしょう。
普通のアイスコーヒーやアイスティーでは普通の氷を使用してしまうことで、時間が経過すると段々と味が薄くなっていってしまいます。
ですがあらかじめ飲みたい飲み物を凍らせておくことで、途中で味が水っぽくなるということがありません。
飲み物を凍らせるということでは、飲み残したワインを凍らせるというのも便利です。
飲み残してしまったワインはそのまま捨てるしかなくなってしまいますが、凍らせておくことであとから料理として使用をすることができます。
キューブ状にしておくことで分量もわかりやすくなるので、カレーやハヤシライスといったスープ料理の隠し味として使ったり、ワイン煮込みを作る時にまとめて入れたりといった使い方もありますね。